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コンデンサー式脱磁電源装置

脱磁電源装置概要

マグネット又は工具等の鉄材を脱磁するためには、脱磁電源装置と脱磁コイルが必要となります。

コンデンサー式脱磁電源装置はコンデンサーをエネルギーバンクとし、通常の商用電源を使用して大きな発生磁界を得ることが出来ます。

商用交流電源を直接用いた脱磁システムで脱磁出来ないBHエネルギー積の大きいマグネット等は本装置を用いることで脱磁が可能になります。

本装置は主にマグネットの脱磁を対象としております。

ハンディタイプ消磁器

金型、工具等の簡易的な消磁は消磁機(ハンディタイプ)をご参照下さい。

脱磁電源装置の基本回路

脱磁電源装置の電流波形

脱磁電源装置の電流波形

脱磁電源装置からコイルに通電しますと、コンデンサーからコイルへと電流が流れ始めます。そして今まで流れていた電流がゼロになろうとするとそれを妨げようとする自己誘導がコイルに生じます。

この時コイルに生じた誘導電流によってコンデンサーに今までと逆の電荷が充電され始め、発生したエネルギーが全て充電されるしまうと、今度はスタート時と逆の電流がコイルに流れ始めます。

このコンデンサーとコイルによる共振電流によって、コイルに交互に逆の電流(発生磁界)が発生します。しかしこの電流は回路の抵抗成分などにより徐々に減衰していきます。

この共振減衰を利用し、対象物の脱磁を可能にしているのがコンデンサー式脱磁電源装置です。

コンデンサー式脱磁電源装置

コンデンサー式脱磁電源装置

脱磁コイル

脱磁コイル

フェライトゴムマグネットのリサイクル用

脱磁の原理 (スタートボタンを押してください。)

標準仕様及びオプション機能

脱磁電源装置は充電に使用するコンデンサーバンクを着磁電源装置と共通にして製作が可能ですので、スイッチで着磁、脱磁を切り替えることの出来る着磁、脱磁電源装置も製作可能です。

基本仕様、及びオプション機能は着磁電源装置の項目を御参照ください。

着磁電源装置の基本仕様へ

代表機種及び適応用途

脱磁電源装置の基本回路の項目でご説明した共振減衰の周波数はコンデンサー容量、コイルのインダクタンスで決定します。

脱磁電源装置のコンデンサー容量と接続するコイルは対象物に最適なものを選択する必要があります。

最高充電電圧 コンデンサー容量 型式 適応用途
1500V 1000μF MAD-1510 あらゆる磁石材質の脱磁(サマコバ、アルニコ、フェライト、希土類(焼結、ボンド)ネオジウム磁石等)

 

ドリル等の工具から、ベアリング等の鉄材の脱磁

 

磁石成型(磁場配向)時の金型内脱磁

 

テレビ、ディスプレイ(シャドウマスク)、の消磁等
2000μF MAD-1520
2500V 1000μF MAD-2510
2000μF MAD-2520
3000μF MAD-2530
3500V 2000μF MAD-3520
3000μF MAD-3530

MAGNIX

Production on January 6, 2005

磁化,消磁等磁気応用製品の製造-東洋磁気工業株式会社

磁化、消磁等磁気応用製品の製造:東洋磁気工業

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