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標準磁石を使用しないでも正しく測定できますか?

2024年11月27日

弊社のテスラメーター(ガウスメーター)なら、標準磁石を使用しなくとも、いつも正しく測定ができます。
通常テスラメーター(ガウスメーター)の感度校正は標準磁石のなかにプローブを挿入して行ないますが、現在市販されている標準磁石は、最大値をその磁石の値としており、プローブを同じ測定位置に合わせることが困難です。この作業は個人差により数%の誤差を生む要因となります。
また、磁界測定の場合、数mTから数Tまでの校正に数個の標準磁石を必要としますしコストもそれなりにかかります。
このような標準磁石の使いにくさを解消するためには、測定の度に校正する必要のない常に安定した測定器でなければなりません。弊社では次の方法により高い安定性を誇る測定器を実現しております。

  1. テスラメーター(ガウスメーター)本体を基準電圧増幅器としています。
  2. ホール素子プローブの感度調整を4点測定(100mT、500mT、1T、2T/精度±0.3%以内)で測定しています。
  3. 感度調整には充分時間をかけ再現性のある調整を行なっています。
  4. 弊社の測定器は温度係数やドリフトが小さく、増幅率をプローブごとに設定する方法を採用しています。また、厳選した回路パーツを使用しており、電気部品の経年変化は約0.2%(実績値)です。
  5. 弊社では調整作業に±0.2%精度(10mm×10mm範囲)の標準磁石を使用しています。この標準磁石は、±0.2%の均一磁界分布をだすために最小値をこの磁石の値としています。

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